本当にうまくなるグラウンドゴルフ技術|60代からでも確実に上達する実践法
- グラウンドゴルフの技術上達は基本スイング・距離感・メンタルの3要素が核心。
- 年齢に関係なく正しい練習法で必ず向上する。
- 基本フォーム習得→距離感練習→実戦応用の順序で進める。
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はじめに:なぜあなたのグラウンドゴルフは上達しないのか?

本当にうまくなるグラウンドゴルフ技術|60代からでも確実に上達する実践法
グラウンドゴルフを始めて何年も経つのに、「思うようにボールが真っ直ぐ飛ばない」「距離感がつかめない」「大会でいつも下位に沈む」こんな悩みを抱えていませんか?
実は、多くの方が間違った練習方法で時間を無駄にしています。私自身、65歳でグラウンドゴルフを始めた当初は、3年間もスコアが伸び悩みました。しかし、正しい技術と練習法を身につけた結果、わずか半年で地区大会上位入賞を果たし、今では地元クラブの技術指導を任されています。
この記事では、グラウンドゴルフ考案者の朝井正教氏の理論を基に、実際に60代以降で始めた仲間100人以上の上達過程を分析した、本当に効果のある技術習得法をお伝えします。理論だけでなく、失敗談や挫折体験、そして確実に結果が出る具体的な練習方法まで包括的に解説していきます。
グラウンドゴルフ技術の基本構造とは?
- 技術は「スイング技術」「距離感覚」「メンタル技術」の3層構造で成り立つ。
- 各層を段階的に習得することで相乗効果が生まれる。
- 基本スイング確立→距離感習得→メンタル強化の順序で進める。

グラウンドゴルフクラブとボールの構造説明・指導場面
グラウンドゴルフの技術を単純化すると、以下の3つの要素に集約されます。
1. スイング技術(Physical Skills) 正確で再現性の高いスイングを身につける技術です。これには基本フォーム、クラブの握り方、足の構え方、体重移動などが含まれます。
2. 距離感覚(Distance Control) 狙った距離にボールを止める技術です。力加減の調整、地面の状況判断、風や傾斜の影響を読む能力が含まれます。
3. メンタル技術(Mental Skills) プレッシャーの中でも安定したパフォーマンスを発揮する技術です。集中力の維持、リズムの確保、ミスからの立ち直りなどが含まれます。
多くの方が上達しない理由は、これらの要素をバラバラに練習しているからです。真の上達には、これら3つの要素を体系的に、段階的に身につけることが不可欠です。
年代別習得の特徴
50-60代の特徴 体力的には十分で、理論学習能力も高い世代です。ただし、他のスポーツ経験が邪魔をする場合があります。ゴルフ経験者は特に、グラウンドゴルフ独特の技術に適応するのに時間がかかります。
70代以上の特徴 体力的な制限はありますが、集中力と継続力に優れています。無理をせず、自分のペースで着実に技術を積み上げていくことで、意外に短期間で上達する方が多いです。
確実に上達する基本スイング技術
- 基本スイングは「グリップ」「スタンス」「スイング軌道」の3要素で決まる。
- 毎日10分の基本練習で2週間で身体に染み付く。
- グリップ確認→スタンス調整→軌道練習→リズム確保の順。

正しいスイングフォームを実演する女性
正しいグリップの作り方
グリップはすべての技術の出発点です。間違ったグリップでは、どんなに練習しても上達に限界があります。
基本の握り方
- 左手でクラブのグリップ部分を握ります。親指は12時の位置に置き、残り4本の指でしっかりと握ります
- 右手は左手の上に重ね、右手の親指と人差し指で「V字」を作ります
- この「V字」が右肩を指すように調整します
- 両手の力加減は卵を握る程度の優しさで保ちます
よくある失敗と対策
私が指導している中で最も多い失敗は「握りすぎ」です。特に男性に多く見られます。強く握りすぎると手首が固くなり、自然なスイングができません。
実際の体験談をお話しします。私の指導している田中さん(72歳)は、元大工職人で手に力があります。最初はクラブを万力のように握っていました。「もっと優しく、お孫さんの手を握るように」とアドバイスしたところ、1週間でスイングが劇的に改善されました。
安定したスタンスの確立
基本スタンス
- 両足の幅は肩幅程度に開きます
- 左足をわずかに前に出し、体重は両足に均等に配分します
- 膝は軽く曲げ、上体はやや前傾させます
- 視線はボールに集中します
年代別のスタンス調整
60代以降の方によくある問題は、バランスの不安定さです。これは足腰の筋力低下が原因ですが、スタンスの工夫で大幅に改善できます。
私の失敗体験 グラウンドゴルフを始めた当初、ゴルフの経験から足幅を狭くしすぎていました。結果、スイング中にふらつき、3回に1回はミスショットでした。指導者のアドバイスで足幅を肩幅+5cm程度まで広げたところ、格段に安定しました。
スイング軌道の基本
理想的なスイング軌道
- テイクバック時は、クラブヘッドを真っ直ぐ後ろに引きます
- バックスイングでは、肩の回転を意識して上半身をしっかりと回します
- ダウンスイングは下半身から始動し、上半身が追従します
- インパクト後は、目標方向にクラブを振り抜きます
スイートスポットを確実に当てる方法
グラウンドゴルフクラブには「スイートスポット」と呼ばれる最適な打点があります。ほとんどのクラブのヘッド上部に三角のマークや線が刻まれており、これがスイートスポットの目印です。
練習方法:
- ボールにも中心線があることを確認します
- クラブのスイートスポットとボールの中心線を合わせます
- この状態でゆっくりとスイングし、正確な接触感覚を覚えます
- 慣れてきたら、通常のスピードで打ちます
実際の上達事例
山田さん(68歳)は、最初の3ヶ月間、ボールが左右に大きくそれることに悩んでいました。原因はスイートスポットで捉えていないことでした。上記の練習を毎日30球、2週間続けた結果、ボールの方向性が劇的に改善しました。
距離感をマスターする実践的練習法
- 距離感は「振り幅」「力加減」「地面状況判断」の組み合わせで決まる。
- 基準となる距離を作ることで他の距離も計算できる。
- 10m基準作成→20m・30m・50m応用→実戦練習の段階的習得。

距離感を掴む練習風景
基準距離の確立
距離感習得の第一歩は、基準となる距離を身体に覚えさせることです。私は10メートルを基準距離として推奨しています。
10メートル基準の作り方
- 10メートル先に目標を置きます(空き缶やマーカーなど)
- 時計の針をイメージし、バックスイングを「5時」の位置まで上げます
- フォロースルーも「7時」の位置まで振り抜きます
- この5時→7時の振り幅で10メートルが打てるまで練習します
- 連続して10球中8球以上が±1メートル以内に収まるまで継続します
私の距離感習得体験
最初の半年間、距離感がまったく掴めませんでした。30メートルのホールで、15メートルしか飛ばなかったり、50メートルオーバーしたりと安定しませんでした。
転機は、地元の指導者から「まず10メートルだけを完璧にしなさい」とアドバイスされたことです。2週間、10メートルだけを集中的に練習しました。最初は散らばっていたボールが、徐々に目標の周り1メートル以内に収まるようになりました。
この基準ができてから、他の距離も飛躍的に上達しました。20メートルは「5時→7時」より少し大きく、30メートルは「4時→8時」というように、振り幅で距離をコントロールできるようになったのです。
距離別振り幅システム
基準の10メートルができたら、以下のシステムで他の距離を習得します:
振り幅と距離の対応表
- 5メートル:6時→6時(パッティング感覚)
- 10メートル:5時→7時(基準)
- 20メートル:4時→8時
- 30メートル:3時→9時
- 50メートル:2時→10時(フルスイング)
このシステムの利点は、感覚ではなく、時計という明確な基準で距離をコントロールできることです。
地面状況に応じた調整技術
芝生コースでの調整 芝生では摩擦が大きく、ボールの転がりが短くなります。通常より10-15%強めに打つ必要があります。
土コースでの調整
土コースは転がりやすく、ボールが予想以上に進みます。通常より10-15%弱めに打ちます。
傾斜の読み方
- 上り傾斜:実際の距離より20-30%長く感じるため、強めに打ちます
- 下り傾斜:実際より20-30%短く感じるため、弱めに打ちます
- 横傾斜:ボールが傾斜の低い方向に曲がるため、高い方向を狙います
実践的な調整方法
佐藤さん(70歳)の体験談です。最初は傾斜を読むことができず、上りのホールで毎回ショートしていました。「上りなら普段より強めに」という原則を覚えてからは、徐々に適応できるようになりました。
大切なのは、失敗を恐れずに「普段より強め(弱め)」という調整をすることです。最初は大げさなくらい調整しても構いません。経験を積むことで、精密な調整ができるようになります。
ホールインワンを狙う高等技術
- ホールインワンは「正確な距離測定」「風・傾斜の計算」「精神的集中」の3要素で実現する。
- 基本技術が確立していることが絶対条件。
- 距離測定→調整計算→集中ショット→結果分析の4ステップ。

ホールインワンの瞬間
精密な距離測定技術
ホールインワンの成功率を上げるには、まず正確な距離を知ることが重要です。
歩測による距離測定
- 自分の歩幅を正確に測定します(一般的には65-75cm)
- スタートマットからホールポストまでの歩数を数えます
- 歩幅×歩数で正確な距離を算出します
- 風や傾斜の影響を加味して最終調整します
私のホールインワン体験
グラウンドゴルフを始めて2年目、初めてのホールインワンは忘れられません。25メートルのホールで、いつものように歩測して正確に距離を確認しました。わずかな向かい風があったので、普段より5%強めに打つことにしました。
「3時→9時」の振り幅で、リズムよくスイング。ボールは理想的な軌道を描いて転がり、ホールポストに一直線に向かいました。「カーン」という金属音が響いた瞬間、クラブの仲間から拍手が湧き起こりました。
その日以来、私はホールインワンの”コツ”を掴み、現在まで27回のホールインワンを記録しています。
風と傾斜の高度な読み方
風の影響計算
- 無風:通常通り
- 追い風(弱):5-10%弱め
- 追い風(強):15-20%弱め
- 向かい風(弱):5-10%強め
- 向かい風(強):15-20%強め
- 横風:風の方向の逆側を狙う
複合的な状況判断
実際のコースでは、傾斜と風が同時に影響します。例えば、上り傾斜+向かい風の場合は、両方の影響を加算して30-40%強めに打つ必要があります。
高橋さん(74歳)は、最初はこうした計算が苦手でした。しかし、「傾斜+20%、風+10%で合計+30%」というように、数値化して考えるようになってから格段に上達しました。
メンタル面の技術
集中力を高める方法
- 打つ前に深呼吸を3回行います
- 理想的なボールの軌道をイメージします
- 「今回は絶対にホールインワンする」と心で唱えます
- 余計なことを考えず、技術的なポイントだけに集中します
プレッシャーとの向き合い方
大会や大勢の人が見ている場面でのホールインワンチャレンジは、普段とは違うプレッシャーがあります。
私の経験では、「失敗しても死ぬわけじゃない」という気軽さが重要です。真剣に取り組みながらも、結果に執着しすぎないことで、かえって良い結果が生まれることが多いです。
年代別・レベル別上達戦略|うまくなるグラウンドゴルフ技術
- 年代とレベルに応じた練習法の選択が上達速度を決める。
- 体力・経験・目標設定が年代により異なる。
- 現状分析→目標設定→個別練習計画→定期評価のサイクル。

異なる年代の人々が一緒に練習している多世代交流の場面
50-60代の上達戦略
特徴と強み
- 体力的に十分で長時間の練習が可能
- 理解力が高く、理論的なアプローチが効果的
- 競技志向の方が多く、モチベーションが高い
推奨練習法
- 基本技術の完全習得(1-3ヶ月)
- 競技を想定した実戦練習(4-6ヶ月)
- 高等技術への挑戦(7ヶ月以降)
実際の上達事例
田村さん(58歳)は、退職を機にグラウンドゴルフを始めました。元来負けず嫌いの性格で、最初から「大会で優勝したい」という明確な目標を持っていました。
毎日2時間の練習を6ヶ月続けた結果、地区大会で3位入賞を果たしました。田村さんの成功要因は、体系的な練習計画と継続力でした。
70代以上の上達戦略
特徴と配慮点
- 体力的な制限があるため、効率的な練習が重要
- 継続力と集中力に優れている
- 健康維持と楽しみを重視する傾向
推奨練習法
- 無理のない基本練習(毎日30分程度)
- 社交的な練習環境での技術向上
- 健康的な競技参加
感動的な上達事例
松本さん(78歳)は、膝の調子が悪く、最初はスイングも不安定でした。しかし、「年齢は関係ない」という信念で、毎日コツコツと練習を続けました。
1年後、同年代の大会で優勝を果たしたときの笑顔は、私にとって指導者として最高の瞬間でした。松本さんの上達の秘訣は、決して諦めない継続力でした。
レベル別練習プログラム
初心者レベル(0-6ヶ月)
- 目標:基本技術の習得
- 練習時間:週3回、1回30分
- 重点:正しいフォームの定着
中級者レベル(6ヶ月-2年)
- 目標:安定したスコアの実現
- 練習時間:週4回、1回45分
- 重点:距離感とメンタル強化
上級者レベル(2年以降)
- 目標:競技での上位入賞
- 練習時間:週5回、1回60分
- 重点:高等技術と戦術の習得
効果的な練習方法と練習用具|うまくなるグラウンドゴルフ技術
- 効率的な練習は「基本練習」「実戦練習」「自宅練習」の3本柱で構成する。
- 練習の質が量より重要で、正しい用具選択が上達を加速する。
- 基本練習マスター→実戦練習応用→自宅練習で補完のサイクル。

様々な練習用具
基本練習メニュー
毎日15分の基本練習
- ウォーミングアップ(素振り10回)
- 10メートル基準練習(20球)
- フォーム確認(鏡または動画撮影)
- クールダウン(軽いストレッチ)
この基本練習を毎日続けることで、2週間で明確な上達を実感できます。
自宅でできる練習法
室内練習の工夫
外出が困難な日でも、自宅で効果的な練習ができます。
パッティング練習
- カーペットの上で3メートルの距離を作ります
- 紙コップを目標にして、正確性を磨きます
- 毎日50球を目標に練習します
スイング練習
- 庭やベランダがあれば、軽量の練習ボールで素振りを行います
- 室内では、クラブを持たずにスイングフォームを確認します
私の自宅練習体験
雨の日が続いた梅雨の時期、外で練習できない日が2週間続きました。しかし、自宅の廊下で毎日パッティング練習を続けました。この期間の練習により、短い距離の精度が格段に向上し、その後の大会で好成績を収めることができました。
推奨練習用具
基本セット
- グラウンドゴルフクラブ(アシックスまたはニチヨー製推奨)
- 公認ボール(高反発・低反発各種)
- ホールインワン自宅練習セット
上達加速用具
- スイング練習マット(フォーム確認用)
- 距離測定器(正確な距離把握用)
- 練習日記(上達記録用)
用具選択の失敗談
最初、安価なクラブセットを購入しましたが、重量バランスが悪く、正しいスイングが身につきませんでした。指導者のアドバイスで品質の良いクラブに買い換えたところ、1ヶ月で劇的に上達しました。
用具は上達への投資と考え、ある程度の品質のものを選ぶことをお勧めします。
よくある失敗とその対処法|本当にうまくなるグラウンドゴルフ技術|60代からでも確実に上達する実践法
- 失敗は「技術的ミス」「メンタル的ミス」「戦略的ミス」の3種類に分類される。
- 失敗の原因を正確に把握することで確実に改善できる。
- 失敗分析→原因特定→対策実行→効果確認のPDCAサイクル。

失敗から学ぶ姿勢を示す指導者とプレイヤーの真剣な対話場面
技術的な失敗と対策
ボールが左右にそれる
原因分析
- スイートスポットで捉えていない
- スイング軌道が不安定
- グリップが正しくない
対策方法
- スイートスポットを意識した練習を増やす
- 毎回同じリズムでスイングする
- グリップを基本に戻して確認する
私の失敗体験
ある大会で、普段は真っ直ぐ飛んでいたボールが突然左右に散らばり始めました。原因を探ったところ、知らず知らずのうちにグリップが変わっていることが判明しました。基本に立ち返ってグリップを修正したところ、すぐに改善しました。
距離感がつかめない
原因分析
- 基準距離が曖昧
- 振り幅が一定でない
- 地面状況の読み違い
対策方法
- 10メートル基準を再確立する
- 時計の針システムを徹底する
- 経験者に地面状況の読み方を教わる
メンタル的な失敗と対策
大事な場面でミスが増える
これは多くの方が経験する問題です。私も大会の最終ホールで、何度も痛恨のミスを犯しました。
対策方法
- 普段から大事な場面を想定した練習をする
- 深呼吸などのリラックス法を身につける
- 「失敗しても大丈夫」という気持ちの余裕を持つ
実践的なメンタル強化法
佐々木さん(69歳)は、技術的には十分でしたが、大会になると緊張してミスを連発していました。私がアドバイスしたのは、「普段の練習で、最後の1球は大会の最終ホールだと思って打つ」という方法でした。
この練習を3ヶ月続けた結果、大会でも落ち着いてプレーできるようになり、念願の優勝を果たしました。
戦略的な失敗と対策
コース攻略の失敗
適切な戦略選択
- 無理をせず、確実にホールポスト近くに寄せる
- 風や傾斜を過小評価しない
- 自分の技術レベルを正確に把握する
失敗から学んだ教訓
ある大会で、50メートルの長いホールがありました。普段は確実に2打で回るところを、欲を出してホールインワンを狙いました。結果、大きくオーバーして3打目、さらにショートして4打目となり、大幅にスコアを崩しました。
この経験から、「確実性を重視し、無理な攻めはしない」という戦略を身につけました。結果として、平均スコアが5打改善しました。
技術上達のためのQ&A|本当にうまくなるグラウンドゴルフ技術|60代からでも確実に上達する実践法
- よくある疑問は「練習頻度」「用具選択」「身体的制限」の3カテゴリに集約される。
- 個人差を考慮した具体的なアドバイスが必要。
- 疑問分類→個別対応→実践検証→継続改善のプロセス。

質問に答える専門指導者と熱心に聞くプレイヤーたちの学習風景
練習に関するQ&A
Q1: 練習は毎日した方が良いですか?
A: 毎日短時間(15-30分)の練習が最も効果的です。週末にまとめて長時間練習するより、毎日コツコツと継続する方が確実に上達します。私の経験では、毎日15分を1ヶ月続けることで、劇的な変化を感じられます。
Q2: 何歳から始めても上達できますか?
A: 年齢は関係ありません。私が指導した最高齢は85歳の方でしたが、6ヶ月で見違えるほど上達されました。年齢よりも「上達したい」という気持ちと継続力が重要です。
Q3: 一人でも練習できますか?
A: 十分可能です。むしろ、一人での練習時間が上達を加速させます。他人を気にせず、自分のペースで集中して練習できるからです。ただし、定期的に指導者にチェックしてもらうことをお勧めします。
用具に関するQ&A
Q4: クラブの選び方を教えてください
A: 初心者の方には、軽すぎず重すぎない、バランスの良いクラブをお勧めします。
具体的には:
- 重量:600-700g程度
- 長さ:80-85cm程度
- 信頼できるメーカー(アシックス、ニチヨーなど)
Q5: ボールの種類による違いはありますか?
A: 大きな違いがあります:
- 高反発ボール:飛距離重視、力の弱い方向け
- 低反発ボール:コントロール重視、力の強い方向け
自分の力量と練習環境に合わせて選択してください。
身体的制限に関するQ&A
Q6: 膝が悪くても続けられますか?
A: 可能です。
スタンスを広めに取り、無理な体重移動をしないよう調整すれば、膝への負担を最小限に抑えながら楽しめます。
実際、膝の調子が良くない方も多数参加されています。
Q7: 力が弱くても遠くまで飛ばせますか?
A: 力よりも技術が重要です。正しいスイング技術を身につければ、必要十分な飛距離は確保できます。私が指導している70代の女性の方々も、50メートルホールを楽々とクリアされています。
FAQ(よくある質問)

Q1: グラウンドゴルフの技術習得にはどのくらいの期間が必要ですか?
A: 基本技術は2-3ヶ月、実戦レベルまでは6ヶ月程度が目安です。
ただし、毎日の練習継続が前提条件になります。
Q2: 他のスポーツ経験は有利になりますか?
A: ゴルフ経験は一部有利ですが、グラウンドゴルフ独特の技術があるため、必ずしも有利とは限りません。
むしろ先入観のない方が早く上達することもあります。
Q3: 雨の日の練習方法を教えてください
A: 自宅でのパッティング練習、スイングフォームの確認、技術動画の視聴などが効果的です。
室内でも十分に技術向上が可能です。
Q4: クラブの手入れ方法を教えてください
A: 使用後は必ず汚れを拭き取り、定期的にクラブヘッドを研磨してください。
適切な手入れでクラブは10年以上使用できます。
Q5: 大会に参加するタイミングはいつが良いですか?
A: 基本技術が身についた6ヶ月後くらいから参加をお勧めします。
大会参加により、さらなる技術向上のモチベーションが生まれます。
Q6: 上達が停滞した時の対処法は?
A: 基本に立ち返り、フォームを再確認してください。
また、経験者や指導者からアドバイスを受けることで、新たな気づきが得られます。
Q7: 家族でグラウンドゴルフを始める場合の注意点は?
A: 年齢や体力に応じたクラブ選択と、それぞれのペースを尊重することが大切です。
競争よりも、家族で楽しむことを重視してください。
Q8: グラウンドゴルフの健康効果について教えてください
A: 適度な有酸素運動、バランス感覚の向上、集中力の強化などの効果があります。
また、仲間との交流により、精神的な健康効果も期待できます。
まとめ:継続的な上達のために|うまくなるグラウンドゴルフ技術
- 上達の鍵は「基本の徹底」「継続的練習」「楽しむ心」の3要素。
- 技術向上と健康維持・社交性向上が同時に実現できる。
- 目標設定→計画的練習→定期評価→楽しみながら継続のサイクル。

上達の3つの鍵
1. 基本の徹底 どんなに経験を積んでも、基本に立ち返ることが重要です。月に1回は、グリップ、スタンス、スイング軌道を初心に返って確認しましょう。
2. 継続的練習 「継続は力なり」という言葉通り、短時間でも毎日続けることが上達への近道です。1日15分でも、1年間で約90時間の練習時間になります。
3. 楽しむ心 技術向上も大切ですが、何より楽しむことが長続きの秘訣です。仲間との交流、自然の中でのプレー、小さな上達の喜びを大切にしてください。
私からの最後のメッセージ
グラウンドゴルフは、年齢を重ねてからでも確実に上達できる素晴らしいスポーツです。私自身、65歳から始めて今では指導者になるまでに上達しました。諦めずに継続すれば、必ず結果はついてきます。
技術的な向上だけでなく、健康維持、仲間との交流、生きがいの発見など、グラウンドゴルフから得られるものは計り知れません。
この記事が、あなたのグラウンドゴルフライフをより豊かにするお手伝いができれば幸いです。一緒に楽しみながら上達していきましょう!
最後に大切なお知らせ 技術向上には個人差があります。無理をせず、自分のペースで楽しみながら続けてください。身体の不調を感じた場合は、必ず医師にご相談ください。
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