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知っておきたいゴルフ用語: ジェネラルエリア
ティーイングエリアからグリーンを除いた場所を指す「スルーザグリーン」。広大なスルーザグリーンには、綺麗に整備されたフェアウェイやラフ以外にも、様々な場所が存在します。その一つが今回のテーマである「ジェネラルエリア」です。 ゴルフ規則では、コース上の芝が刈り込まれているエリアのうち、ティーイングエリア、グリーン、ハザード以外が「ジェネラルエリア」と定義されています。つまり、フェアウェイもラフも、コース上の木々が生い茂る林なども、すべてジェネラルエリアに含まれます。 ジェネラルエリアは、プレーヤーに最も自由が認められている場所とも言えます。ボールを拾い上げて拭いたり、練習スイングをしたりすることが許されています。ただし、次のストロークを行う際にスタンスを取ることができるのは、元のボールがあった場所からクラブヘッド1本以内の範囲と決められています。状況に応じて適切な対応を行い、スムーズなプレーを心がけましょう。 -
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ゴルフ界のリーダー「USGA」とは?
ゴルフを愛する人なら一度は耳にしたことがあるであろう「USGA」。その名は、United States Golf Associationの略称であり、日本語では全米ゴルフ協会と訳されます。1894年に設立されたこの組織は、120年以上にわたり、ゴルフというスポーツの普及、発展、そして未来のために重要な役割を担ってきました。 USGA設立のきっかけとなったのは、19世紀末にアメリカでゴルフ人気が高まるにつれ、ルールや競技運営の統一が必要となったことでした。当時、各地で独自のルールで行われていたゴルフ競技を、統一されたルールの下で公平に運営するために、5つのゴルフクラブが集まりUSGAが設立されました。 USGAの主な活動は、ゴルフ規則の制定と改訂、ハンディキャップシステムの運営、そして全米オープンをはじめとする全米規模のゴルフ競技の開催など、多岐にわたります。これらの活動を通してUSGAは、ゴルフの精神である「インテグリティ(誠実さ)」を世界に広め、誰もが楽しめるスポーツとして発展させていくことを目指しています。 -
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JGTOって?日本の男子プロゴルフを支える組織
ゴルフ観戦が好きでも、「JGTO」って聞いたことはあるけど、実際は何をしている組織なの?と疑問に思う方もいるかもしれません。 JGTOは、正式名称を「公益社団法人 日本ゴルフツアー機構」といい、日本の男子プロゴルフツアーを統括する団体です。 JGTOは、毎年開催される国内男子プロゴルフトーナメントを運営し、賞金ランキングやシード権などを管理しています。 選手たちが最高のコンディションでプレーできる環境を整え、ファンに感動を与える試合を提供することで、日本のゴルフ界全体の発展を支えている重要な役割を担っています。 JGTOの歴史は古く、1973年に任意団体「日本ゴルフツアー選手会」として設立されました。 その後、1999年に社団法人化、そして2011年には公益社団法人へと発展を遂げてきました。 長い歴史の中で、数々の名勝負を生み出し、多くのゴルフファンを魅了してきました。 -
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知っ得ゴルフ用語!『ノータッチ』って?
ゴルフ中継を見ていると、解説者が「これはノータッチですね」と話すのを耳にすることがありますよね。初めて聞いた方は、一体どんな意味だろうと疑問に思うかもしれません。「ノータッチ」とは、ゴルフボールがバンカーや池などのハザードに直接触れることなく、その縁ギリギリを通過する状態のことを指します。例えば、ボールがバンカーの縁を沿うように転がり落ちずに止まった場合などが「ノータッチ」と表現されます。状況によっては、ボールがハザードに触れずに済んだため、プレイヤーにとっては幸運な状況と言えるでしょう。
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