ゴルフは何ホールまで回る?1ラウンド・ハーフ・ショートコースの基本を完全解説

ゴルフは18ホールが世界標準。最終ホールを迎える達成感は格別
目次

ゴルフは何ホールまで回る?1ラウンド・ハーフ・ショートコースの基本を完全解説

「ゴルフに誘われたけど、何ホール回るの?」「1ラウンドって何時間かかるの?」そんな疑問を抱えていませんか?

ゴルフ初心者にとって、「何ホール回るのか」という基本的な情報は意外と分かりにくいものです。実は、ゴルフのホール数には深い歴史があり、プレースタイルによっても異なります。

この記事では、ゴルフの基本である18ホールの意味から、ハーフラウンド、ショートコース、さらにはプロツアーやプレーオフのホール数まで、あなたの疑問を徹底的に解消します。

読み終わる頃には、ゴルフのホール数に関する知識が完璧に身につき、自信を持ってラウンドデビューできるようになります。

ゴルフ1ラウンドは何ホール?基本のキホン

ゴルフの1ラウンドは18ホール。前半9ホール(アウト)と後半9ホール(イン)で構成

ゴルフの1ラウンドは18ホール。前半9ホール(アウト)と後半9ホール(イン)で構成

1ラウンド=18ホールが世界標準

ゴルフにおける「1ラウンド」とは、18ホールすべてをプレーすることを意味します。

一般的なゴルフ場は18ホールで構成されており、以下のような内訳になっています。

  • パー3(ショートホール):4ホール
  • パー4(ミドルホール):10ホール
  • パー5(ロングホール):4ホール

これを合計すると、18ホール・パー72というのがゴルフコースの基本構成です。ゴルフ場によってはパー70やパー71のコースも存在します。

アウトコースとインコースの違い

18ホールは前半と後半に分けられており、それぞれ呼び名があります。

  • アウトコース(OUT):1番〜9番ホール
  • インコース(IN):10番〜18番ホール

この呼び方は、ゴルフの聖地と呼ばれるスコットランドのセントアンドリュース・オールドコースに由来します。1番から9番ホールはクラブハウスから遠ざかっていくので「GOING OUT(出ていく)」、10番から18番はクラブハウスに戻ってくるので「COMING IN(入ってくる)」と呼ばれるようになりました。

日本のゴルフ場はハーフごとにクラブハウスに戻る設計が多いため、この感覚はピンと来にくいかもしれませんが、歴史的な背景を知っておくと面白いですね。

ゴルフの基本をしっかり身につけてからコースデビューしたい方は、正しいグリップが自然と身につく練習器具を使った自宅練習がおすすめです。

なぜゴルフは18ホールなのか?意外な歴史と由来

セントアンドリュース・オールドコースが18ホールの起源

セントアンドリュース・オールドコースが18ホールの起源

セントアンドリュースが18ホールの起源

ゴルフが18ホールになった理由には、興味深い歴史があります。

1764年、ゴルフ発祥の地とされるセントアンドリュース・オールドコースは、当時22ホールでした。しかし、メンバーたちから「最初と最後の4ホールが短すぎて面白くない」という声が上がり、それぞれ2ホールずつに統合されました。

こうして残った18ホールが、現在の世界標準となったのです。

他のコースもセントアンドリュースに倣い、次々と18ホールを採用。やがて世界中のゴルフ場が18ホールで設計されるようになりました。

ウイスキー説は本当?

よく語られる「スコッチウイスキーのボトルが18ホールでちょうど空になるから」という説は、実はスコットランド流のジョークです。

寒いスコットランドのリンクスで、ゴルファーが1ホールごとにウイスキーを一杯ずつ飲んでいたら、ボトルが空になるのがちょうど18ホール目だった…というのは面白い話ですが、歴史的な裏付けはありません。

とはいえ、ゴルフとウイスキーの関係を象徴するエピソードとして、世界中で愛されている逸話です。

ゴルフのハーフは何ホール?時間がない人の選択肢

ハーフラウンド(9ホール)なら約2時間でサクッとプレー可能

ハーフラウンド(9ホール)なら約2時間でサクッとプレー可能

ハーフラウンド=9ホール

「1ラウンド18ホールは長すぎる…」という方には、ハーフラウンド(9ホール)がおすすめです。

ハーフラウンドの所要時間は約2時間〜2時間半。18ホールだと5〜6時間かかるプレーを、半分の時間で楽しめます。

ハーフラウンドがおすすめなのは以下のような方です。

  • ゴルフ初心者で体力に自信がない方
  • 仕事の前後にサクッとプレーしたい方
  • 高齢者の方
  • まずはコースの雰囲気を味わいたい方

多くのゴルフ場でハーフラウンドのプランが用意されているので、予約時に確認してみましょう。

スループレーという選択肢も

通常、18ホールのラウンドでは前半9ホール終了後に昼食休憩を挟みますが、「スループレー」を選べば休憩なしで18ホールを回ることも可能です。

スループレーの所要時間は約4時間〜5時間。移動時間を含めても、通常のラウンドより早く帰宅できます。

ショートコースは何ホール?初心者に最適な理由

ショートコースは9ホール構成が主流。初心者のコースデビューに最適

ショートコースは9ホール構成が主流。初心者のコースデビューに最適

ショートコースの基本構成

ショートコースとは、本コースに比べて距離が短く、ホール数も少ないゴルフ場のことです。

一般的なショートコースは9ホールで構成されており、各ホールはパー3(100〜200ヤード程度)が中心です。中には6ホール18ホールのショートコースもあります。

本コースとショートコースの違いを比較してみましょう。

項目 本コース ショートコース
ホール数 18ホール 9ホール(主流)
1ホールの距離 100〜570ヤード 30〜200ヤード
所要時間 5〜6時間 1.5〜2時間
料金 7,000円〜 2,000円〜
ドライバー使用 可能 禁止の場合あり

初心者にショートコースがおすすめな理由

ショートコースは、ゴルフ初心者の「プレデビュー」に最適です。

理由1:時間が短い 2時間程度でラウンドが終わるため、体力的な負担が少なく、集中力を維持したままプレーできます。

理由2:料金が安い 本コースの約3分の1程度の料金でプレーできるため、気軽に挑戦できます。

理由3:アプローチ練習になる パー3が中心なので、スコアに直結するアプローチショットやパッティングの実践練習ができます。

理由4:マナーが学べる ルールやマナーは本コースと同じなので、コースデビュー前の「練習」として最適です。

スコアアップの鍵はアプローチとパター。自宅でも毎日5分の練習で上達できるパターマットを活用すれば、ショートコースでのスコアも確実に伸びます。

プロのゴルフツアーは何ホール?大会による違い

プロツアーは4日間72ホールのストロークプレーで争われる

プロツアーは4日間72ホールのストロークプレーで争われる

一般的なツアー競技は4日間72ホール

プロのゴルフトーナメントは、通常4日間で72ホール(18ホール×4日)のストロークプレーで争われます。

4日間のスケジュールは以下の通りです。

  • 1日目(木曜日):第1ラウンド(18ホール)
  • 2日目(金曜日):第2ラウンド(18ホール)→予選カット
  • 3日目(土曜日):第3ラウンド(18ホール)
  • 4日目(日曜日):最終ラウンド(18ホール)

2日目終了時点で成績下位の選手は「予選落ち」となり、3日目以降のプレーができません。最終的に4日間72ホールの合計スコアで順位が決まります。

メジャー大会の特別ルール

マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフ選手権の「4大メジャー」も基本は72ホールですが、プレーオフ(延長戦)の方式は大会によって異なります。

大会 プレーオフ方式
マスターズ サドンデス(1ホールずつ)
全米オープン 2ホールのストロークプレー → サドンデス
全英オープン 4ホールのストロークプレー → サドンデス
全米プロ 3ホールのストロークプレー → サドンデス

かつて全米オープンでは、翌日に18ホールのプレーオフを行っていましたが、2018年から2ホール方式に変更されました。

ゴルフのプレーオフは何ホール?緊張の延長戦

プレーオフはサドンデス方式が主流。スコアに差がつくまで続く緊張の延長戦

プレーオフはサドンデス方式が主流。スコアに差がつくまで続く緊張の延長戦

サドンデス方式が主流

ゴルフのプレーオフ(延長戦)は、サドンデス方式が最も一般的です。

サドンデスとは、1ホールずつプレーして、スコアに差がついた時点で勝敗が決まる方式。同点が続く限り、何ホールでもプレーを続けます。

過去には19ホールに及ぶ激闘も。2008年の全米オープンでは、タイガー・ウッズとロッコ・メディエイトが翌日の18ホールプレーオフでも決着がつかず、さらにサドンデスで1ホール戦い、ウッズが勝利しました。

複数人のプレーオフも

プレーオフは2人だけとは限りません。

2021年のウィンダム選手権では、6人が同スコアで並びプレーオフに突入。1ホール目は全員パーという緊迫した展開の末、2ホール目でケビン・キズナーが唯一バーディを奪い優勝しました。

同年の東京五輪では、銅メダルをかけて7人がプレーオフ。4ホール、1時間半に及ぶ真夏の激闘を制したのは、台湾のパン・チェンツェンでした。

ナイターゴルフは何ホールまでプレーできる?

ナイター設備完備のゴルフ場なら、仕事帰りでも18ホールのプレーが可能

ナイター設備完備のゴルフ場なら、仕事帰りでも18ホールのプレーが可能

ナイター対応コースが増加中

近年、照明設備を完備したナイターゴルフが楽しめるコースが増えています。

ナイター対応のホール数はゴルフ場によって異なります。

  • 全ホール対応:18ホールすべてで夜間プレー可能
  • 一部対応:上がり2〜6ホールのみ照明設備あり
  • ショートコースのみ:9ホールをナイターでプレー

「全ホール照明完備」のゴルフ場であれば、日中と同じように18ホールのナイターラウンドが楽しめます。

ナイターゴルフのメリット

ナイターゴルフには、以下のようなメリットがあります。

日焼けを気にしなくていい 紫外線を避けたい女性ゴルファーにも人気です。

仕事帰りにプレーできる 17時や18時スタートなら、平日でもゴルフを楽しめます。

夏でも涼しくプレーできる 真夏の熱中症リスクを避けながらゴルフができます。

ただし、照明の届きにくい場所ではボールを見失いやすいというデメリットも。光るゴルフボールを使うと、暗い場所でも簡単にボールを見つけられます。

1ラウンドの所要時間は?初心者が知っておくべき目安

1ラウンドの所要時間は約5〜6時間。昼食休憩を挟んで前後半をプレー


1ラウンドの所要時間は約5〜6時間。昼食休憩を挟んで前後半をプレー

18ホールで約5〜6時間

ゴルフ場で1ラウンド(18ホール)をプレーすると、約5〜6時間かかるのが一般的です。

内訳は以下の通りです。

  • 前半9ホール:約2時間〜2時間30分
  • 昼食休憩:約40分〜1時間
  • 後半9ホール:約2時間〜2時間30分

ゴルフ場への移動時間を含めると、ゴルフを楽しむには最低でも8時間は必要と考えておきましょう。

プレーファストを心がけよう

ゴルフ場では「ハーフ2時間15分」を目安にしているところが多いです。

初心者でも以下のポイントを意識すれば、スムーズなプレーが可能です。

  • 移動は小走りで(プレーファスト)
  • 素振りは2回までに抑える
  • ボールを探す時間は3分まで
  • 目立つ色のボールを使う
  • 暫定球を積極的に打つ

同伴者や後続の組に迷惑をかけないよう、テキパキとプレーすることがゴルフのマナーです。

各ホールの距離と規定打数を理解しよう

パー3、パー4、パー5の3種類のホールで構成される18ホール

パー3、パー4、パー5の3種類のホールで構成される18ホール

ホールの種類は3つ

ゴルフホールは距離によって3種類に分けられ、それぞれ規定打数(パー)が設定されています。

ショートホール(パー3)

  • 距離:250ヤード以下
  • 規定打数:3打(1オン2パット想定)
  • 1ラウンドに4ホール

ミドルホール(パー4)

  • 距離:251〜470ヤード
  • 規定打数:4打(2オン2パット想定)
  • 1ラウンドに10ホール

ロングホール(パー5)

  • 距離:471ヤード以上
  • 規定打数:5打(3オン2パット想定)
  • 1ラウンドに4ホール

これを合計すると、パー72になります。

各ホールの攻略ポイント

ショートホールは、ティーショットの良し悪しでスコアが決まります。グリーンを狙えるので、初心者でもパーやバーディを狙えるチャンスホールです。

ミドルホールは、1ラウンドで最も数が多く、スコアを左右する重要なホール。安定したショットが求められます。

ロングホールは、飛距離よりもショートゲーム(アプローチ・パター)が重要。3打目をいかにグリーンに近づけるかがポイントです。

飛距離に自信がなくても、スイングの基本が身につく練習器具を使えば、効率よく上達できます。

よくある質問(Q&A)|ゴルフは何ホールまで回る?1ラウンド・ハーフ・ショートコースの基本を完全解説

Q1. ゴルフ場によって27ホールや36ホールあるのはなぜ?

ゴルフ場によっては、18ホール×2の36ホールや、9ホール×3の27ホールを持つコースもあります。これは、複数のコースを併設することで、より多くのゴルファーが同時にプレーできるようにするためです。27ホールの場合は、3つの9ホールコースを組み合わせて18ホールをプレーします。

Q2. 9ホールだけのゴルフ場はある?

はい、あります。主に都市部に多い「河川敷コース」や、初心者向けの「ショートコース」は、9ホールのみの場合が多いです。時間がない方や、サクッとプレーしたい方に人気です。

Q3. パー70やパー71のコースがあるのはなぜ?

コースのレイアウトや土地の制約により、標準的な「パー3が4つ、パー4が10、パー5が4つ」の構成にならない場合があります。例えば、パー5を1つ減らしてパー4にすればパー71、2つ減らせばパー70になります。

Q4. ゴルフ初心者は何ホールから始めるべき?

いきなり18ホールに挑戦するのではなく、まずはショートコース(9ホール)でコースの雰囲気に慣れることをおすすめします。その後、ハーフラウンド(9ホール)を経験し、自信がついたら18ホールに挑戦するのが良いでしょう。

Q5. プレーオフで最長何ホール続いた記録は?

記録上、最も長いプレーオフは11ホールと言われています。1949年のモーターシティオープンで、ケーリー・ミドルコフとロイド・マングラムが11ホールにわたる激闘を繰り広げました。

Q6. ゴルフのホール番号はなぜ1番から18番なの?

セントアンドリュース・オールドコースが18ホール制を確立した際、クラブハウスに近い方から順番に1番、2番…と番号が付けられました。この方式が世界中のゴルフ場で採用されるようになりました。

Q7. ラウンド中に日没になったらどうなる?

アマチュアのプレーでは、日没でボールが見えなくなった場合、そのホールで中断することが一般的です。プロの試合では、翌日に続きをプレーするルールがあります。ナイター設備のあるコースなら、照明点灯後もプレーを続けられます。

Q8. 27ホールのコースで1ラウンドする場合、どう回る?

27ホールコースでは、「A・B・C」など3つの9ホールコースが用意されていることが多いです。予約時にどの18ホールをプレーするか(例:A+B、B+Cなど)が決まります。

Q9. ショートコースにはカートはある?

一般的なショートコースでは、乗用カートは使いません。手引きカートにクラブを載せて歩いてプレーするか、数本のクラブを手に持ってプレーします。距離が短いので、歩いても疲れにくいのがショートコースの良いところです。

Q10. 接待ゴルフは何ホール回るのが一般的?

ビジネスでの接待ゴルフは、18ホール(1ラウンド)が基本です。前半9ホール終了後に昼食を挟み、コミュニケーションを取りながら後半9ホールをプレーする流れが一般的です。

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まとめ:ゴルフのホール数を理解してラウンドを楽しもう

ゴルフは18ホールが世界標準。最終ホールを迎える達成感は格別

ゴルフは18ホールが世界標準。最終ホールを迎える達成感は格別

ゴルフのホール数について、重要なポイントをおさらいしましょう。

基本の18ホール

  • 1ラウンド=18ホール(パー72が標準)
  • 前半9ホールが「アウト」、後半9ホールが「イン」
  • 所要時間は約5〜6時間

様々なホール数の選択肢

  • ハーフラウンド:9ホール、約2時間
  • ショートコース:9ホールが主流、初心者に最適
  • プロツアー:4日間72ホールが基本

プレーオフ

  • サドンデス方式が一般的
  • 大会によって3〜4ホールのストロークプレー方式も

ゴルフは「18ホール」という独特の構成が、絶妙なゲームバランスを生み出しています。体力、集中力、戦略…すべてが試される18ホールを回り終えたときの達成感は格別です。

まずはショートコースやハーフラウンドから始めて、徐々に18ホールに挑戦してみてください。きっとゴルフの奥深い魅力にハマるはずです。

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