ゴルフグリップの正しい洗い方|長持ちさせるメンテナンス方法と頻度

ゴルフグリップの正しい洗い方|長持ちさせるメンテナンス方法と頻度

目次

グリップの汚れ、放置していませんか?

ラウンド後、フェース面の汚れは拭くけれど、グリップはそのまま。そんな方、実は多いのではないでしょうか。

グリップは人間が唯一クラブに触れる部分であり、スイングの質を左右する重要なパーツです。手の油や汗、花粉、黄砂、砂などが目には見えなくても蓄積し、グリップ力を徐々に低下させています。驚くべきことに、手入れをしていないグリップは便座の約10倍以上も汚れているという調査結果もあるほどです。

グリップが劣化して滑りやすくなると、クラブが飛んでいかないように無意識に余計な力を込めてしまいます。すると、スイングスピードが上がらないだけでなく、全体的に固いスイングになってしまうのです。

でも安心してください。

自宅にあるもので簡単にメンテナンスができ、グリップの状態を良好に保つことができます。この記事では、グリップを長持ちさせる正しい洗い方から、ラウンド後の簡単ケア、月1回の本格洗浄、やってはいけないNG行為、そしてグリップ力を回復させるコツまで、寿命を延ばすメンテナンス術を徹底解説します。

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ゴルフグリップ洗浄に必要な道具一式

グリップが汚れる原因とは

手の油と汗が最大の敵

グリップ劣化の最大の原因は、手から分泌される油と汗です。

18ホールをラウンドすると、想像以上に手汗をかいています。特に夏場や緊張する場面では、グリップに大量の汗と皮脂が付着します。これらがグリップの細かい溝に入り込み、ゴムの弾力性を失わせ、滑りやすい状態を作り出すのです。

さらに、手袋を使っていても完全には防げません。右手は素手でグリップする方も多く、直接的に油分が付着します。

環境要因による汚れの蓄積

ラウンド中、グリップは様々な環境要因にさらされています。花粉、黄砂、砂、芝の破片、雨水などが付着し、これらが手の油と混ざり合うことで頑固な汚れとなります。

特に注意したいのは、グリップ側を地面に置く習慣です。後半に行くにつれてグリップ力がどんどん無くなっていき、ショットに影響が出てきます。汚れが溜まっているグリップが雨で濡れてしまうと、さらに滑りやすくなるという悪循環に陥るのです。

乾燥による劣化

グリップは使用しないときも劣化します。乾燥はグリップの大敵であり、ゴム弾性を失わせる主要因です。

キャディバッグに入れっぱなしで長期間放置すると、グリップが硬化し、ひび割れが生じることもあります。特に冬場の乾燥した環境や、車のトランクに長時間保管している場合は要注意です。適切な保湿対策を行わないと、グリップの寿命は大幅に短くなってしまいます。


汚れたグリップと清潔なグリップの比較

基本の洗い方|中性洗剤とスポンジで優しく洗浄

必要な道具を揃える

グリップを洗うために特別な道具は必要ありません。家にあるもので十分です。

用意するものは以下の5つです。中性洗剤(ガラス用やキッチン用)、キッチンスポンジ(硬い面があるタイプ)、ぞうきんまたはタオル、バケツ、そして新聞紙です。新聞紙は作業場所が汚れないように下に敷くために使います。

中性洗剤は液体タイプがおすすめです。粉末洗剤や固形石鹸だと泡立てるのに手間がかかり、粘り気が強いため何度も拭き取らないといけません。ガラス用洗剤は拭き取りが比較的簡単なので、特に便利です。

40度のお湯で効果的に洗う

バケツに40度くらいのお湯を8割程度入れます。お湯を使うことで、油汚れが落ちやすくなります。

次に、中性洗剤を入れていきます。量は4周くらい回して入れる程度で十分です。入れたら、スポンジでお湯と洗剤をかき混ぜて泡立てます。グリップ側をお湯につけ、スポンジでゴシゴシと洗っていきましょう。

スポンジは硬い面があるものを使ってください。裏が緑色になっている、100円ショップで売っているもので大丈夫です。軟らかい面だけだと、グリップの細かい溝まで入りきらず、汚れが残った状態のままになってしまいます。逆に、硬いタワシだとグリップを傷つけてしまうのでNGです。

グリップエンドまでしっかり洗う

グリップ全体を泡立てながら洗っていきます。

特にグリップエンドのところも忘れずにしっかり洗いましょう。この部分は意外と汚れが溜まりやすい場所です。泡をしっかり付けて、溝の中まで洗剤が行き渡るようにゴシゴシと洗います。

洗い終わったら、お湯で泡をしっかり流していきます。洗剤が残っていると、乾いた後にベタつきの原因になるので、念入りに流してください。

乾いたタオルで水分を拭き取る

しっかり流したら、乾いたタオルで水気を取っていきます。

水分が残っていると、グリップの劣化を早める原因になります。タオルでしっかりと拭き取った後は、1時間くらいキャディバッグから出してしっかり乾かすといいでしょう。風通しの良い場所で自然乾燥させるのがベストです。

洗ってみて乾かした後、ぜひグリップを触ってみてください。新品同様のしっとり感が味わえるはずです。材質は関係なく、どのタイプのグリップでも効果を実感できます。

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スポンジでゴルフグリップを洗浄している様子

ラウンド後の簡単ケア|濡れタオルで拭くだけ

ツアーキャディが実践する超簡単メンテナンス

ツアーキャディが毎日欠かさず行っているグリップの手入れ方法をご存知ですか?

それは、濡れたタオルでグリップの汚れをゴシゴシと拭き取り、乾いたタオルで水分をしっかり拭き取るという、たったこれだけです。「なーんだ、そんなことか」と思う方もいるでしょうが、これは非常に効果的で大事なメンテナンスなのです。

ツアーキャディは選手がコース入りする約1時間前に入り、その時間の中で毎朝欠かさずやるのがこのグリップを拭く作業です。毎朝必ず拭きます。拭くことでグリップの密着力も上がるんです。

世界共通のプロの習慣

この超簡単なグリップのお手入れは、日本だけではなく世界共通です。

世界のどのツアーにいっても、海外のキャディたち全員がこの方法を実践しています。ツアー会場では、キャディ、選手ほぼ全員がやっているお手入れ方法なのです。ある日グリップを拭き忘れて、選手に「今日グリップ拭いてないでしょ?」と怒られた経験があるほど、握った感じの感触も違ってくるのです。

プロたちは朝の練習前とラウンド後、1日に2回この作業を行います。一般ゴルファーは朝そこまでするのは面倒かもしれませんが、ラウンド後に濡れタオルと乾いたタオルで拭くことを習慣にするだけで、グリップの寿命は大きく変わります。

ラウンド後がベストタイミング

なぜラウンド後なのか?

18ホール後は汗、雨、花粉、黄砂、砂が目には見えませんがグリップに沢山こびりついているからです。特に、グリップ側を気にせず地面にポンと置く方は、後半に行くにつれてグリップ力がどんどん無くなっていきショットに影響が出てきます。

汚れが溜まっているグリップが雨で濡れてしまうとさらに滑りやすくなります。だからこそ、ラウンド後に濡れたタオルでグリップの汚れをゴシゴシと拭き取り、乾いたタオルで水分をしっかり拭き取ることが重要なのです。拭き取った後は1時間くらいキャディバッグから出してしっかり乾かすといいでしょう。


タオルでグリップを拭いている手元

月1回の本格洗浄|グリップ力を回復させる

2〜3ヶ月に1回の洗浄が理想

毎日練習する方は1年に1回グリップ交換することが推奨されていますが、交換前に定期的な洗浄を行うことで、グリップの寿命を大幅に延ばすことができます。

2〜3ヶ月に1回、中性洗剤でグリップを洗うことで手の脂が落ち、グリップ力が戻り、長く使用できるようになります。月1ゴルファーや当分ラウンドに行かない時期でも、定期的な洗浄は欠かせません。

洗浄後の仕上げにラップを巻く

グリップを洗って乾燥させた後、さらに長持ちさせるテクニックがあります。

それは、食品用のラップを巻いて保管することです。グリップは乾燥してしまうと当初のゴム弾性を失い、ひび割れや硬化などが生じることがあります。使用しないときは、なるべく保湿しておくことで劣化を防ぐことができるのです。

少々面倒くさいですが、しばらく使用しないクラブや大事に使いたいクラブのグリップに巻いておくだけで良い状態を保つことができます。ラップを巻くことで、グリップ劣化の大きな原因である「乾燥」を防ぐことができるのです。

グリップ力回復の実感

本格的に洗浄した後のグリップは、まるで新品のような感触に生まれ変わります。

手の脂や汚れがしっかり落ちることで、グリップの本来の性能が回復します。滑りにくくなり、余計な力を入れずにクラブを握れるようになるため、スイングスピードも上がり、全体的にしなやかなスイングができるようになります。定期的な洗浄は、スコアアップにも直結する重要なメンテナンスなのです。

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ラップで保護されたゴルフグリップ

やってはいけないNG洗い方

コンパウンド入りクリーナーは使わない

グリップを洗う際、絶対に避けたいのがコンパウンド入りのクリーナーです。

コンパウンドとは研磨剤のことで、粒子の力で汚れを削り落とすものです。アイアンのヘッドなど金属面には効果的ですが、グリップに使用すると微細なひっかきキズができる可能性があります。グリップの表面を傷つけてしまうと、かえって劣化を早めてしまうのです。

クリーナーを選ぶ際は、「ノーコンパウンド」と記載されているものを選びましょう。見た目が似ていても、コンパウンドが含まれるものと含まれないものがあるので、表示をよく確認することが大切です。

熱湯や強力な洗剤は厳禁

グリップを洗う際、熱湯を使うのは避けてください。

40度程度のお湯が最適ですが、それ以上の高温になると、グリップのゴム素材を傷める可能性があります。また、強力な洗剤や溶剤系のクリーナーも使用してはいけません。グリップの素材を溶かしたり、変質させたりする危険性があるからです。

中性洗剤を使うのが基本です。家庭用の食器洗い洗剤やガラス用洗剤で十分に汚れは落ちます。

硬いブラシでゴシゴシ洗わない

汚れをしっかり落とそうとして、硬いタワシやブラシでゴシゴシ洗うのはNGです。

グリップの表面を傷つけてしまい、かえって滑りやすくなったり、劣化を早めたりする原因になります。スポンジは硬い面があるタイプを使いますが、それでも適度な硬さのものを選ぶことが大切です。100円ショップで売っている、裏が緑色になっているキッチンスポンジが最適です。

洗った後すぐにキャディバッグに入れない

グリップを洗った後、水分が残ったままキャディバッグに入れてしまうのは避けましょう。

湿気がこもり、カビの原因になったり、グリップの劣化を早めたりします。乾いたタオルでしっかり水分を拭き取った後、1時間程度は風通しの良い場所で自然乾燥させることが重要です。完全に乾いてからキャディバッグに収納するようにしましょう。


グリップメンテナンスに適した道具と不適切な道具の比較

グリップ交換のタイミングと選び方

交換時期を見極める3つのサイン

どんなに丁寧にメンテナンスしても、グリップにはいずれ交換時期が訪れます。

交換時期には3つのタイミングがあります。まず、グリップが硬くてツルツルする状態です。手の油や汗が蓄積し、洗浄しても元の感触に戻らなくなったら交換のサインです。次に、グリップが割れている場合です。ひび割れが生じると、そこから劣化が加速します。最後に、指の部分がへこんで形がついている状態です。グリップが変形してしまうと、正しいグリップができなくなります。

これらの状態になったら、早めに交換しましょう。しっかり握っておかないと、滑ってクラブが飛んで行きそうなグリップは、スイングに悪影響を及ぼします。

グリップの選び方|5つのポイント

グリップを選ぶ際には、5つの観点があります。

まず素材です。グリップ本体の柔らかさが違います。ソフトなものもあれば少ししっかり目のものもあります。実際に握って、好きな感触のものを選びましょう。次に太さです。方向性を重視したい方は太いグリップを、球をつかまえたい方は細いグリップを選ぶといいでしょう。

重さも重要です。飛距離を伸ばしたい方は軽め、操作性を上げたい方は重めのグリップを選びましょう。バックラインがあることで、フェースの向きがわかりやすくなります。フェースの向きを確認しやすくしたい方や球をつかまえたい方は、バックラインありがおすすめです。最後にデザインです。全て統一するのもいいですし、ウッド系やアイアン、ウェッジでグリップの色を変えてもいいでしょう。

ゴルフ5の売れ筋グリップ3選

グリップ選びの参考に、人気のグリップを3つ紹介します。

まず、Golf Pride MCC TEAMS PLUS4(税込2,750円)です。グリップ自体がストレートになっており、カラーバリュエーションが豊富なので人気があります。スタンダードサイズと全体的に太いミッドサイズがあり、好みに合わせて選ぶことが可能です。利き手の右手をあまり使いたくない方や左右の統一感を持たせたい方におすすめです。

次に、Golf Pride MCC ALIGN(税込2,860円)です。バックラインありのグリップで、グリップの後ろに赤色のラインが入っており、バックラインが可視化されています。バックラインがあることで、スクエアにアドレスがしやすくスイングしたときに手首が返りやすいのが特徴です。フェースが開き、右方向へスライスしやすい方におすすめです。

最後に、LAMKIN SONAR+(税込2,090円)です。音波型の模様が親指の位置をわかりやすくしており、毎回正しい位置でグリップを握ることが可能です。滑りにくく、手のひらにしっかりとフィットします。バックラインがなく、ソフトなグリップが好きな方におすすめです。

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様々なタイプのゴルフグリップの比較

グリップ交換サービスの活用法

ゴルフ5のグリップ交換サービス

自分でグリップ交換するのは難しいという方には、ゴルフショップのサービスを利用するのがおすすめです。

ゴルフ5では1本330円でグリップ交換を受け付けており、通常仕上げとクイック仕上げの2つの方法を提供しています。通常仕上げは2〜5日かかり、クイック仕上げはその日中に完了します。料金体系は会員と非会員で異なり、アプリ会員の場合は通常仕上げが231円、クイック仕上げが451円となります。非会員の場合は通常仕上げが330円、クイック仕上げが550円です。

グリップ持込みの場合は会員・非会員ともに通常仕上げで770円、クイック仕上げで1,155円となります。重要な特典として、アルペンカード会員になることで工賃が無料になる制度があり、例えば14本のグリップ交換を行う場合、通常4,620円かかる工賃が無料になります。

他店舗との比較

ゴルフ5以外の店舗も比較してみましょう。

ゴルフパートナーは会員であれば工賃無料ですが、持込みは330円〜770円かかります。つるやゴルフはグリップ挿しで330円、グリップ抜きで330円の計660円で、持込みの場合は総額1,100円となります。つるや楽天会員になることでグリップ購入時のみ工賃660円が無料になります。ヴィクトリアゴルフは1本330円で、持込みも同額ですが、モバイルポイントカード会員になると半額の165円になります。

グリップ交換にかかる時間については、ゴルフ5の通常仕上げで2〜5日、クイック仕上げは20分程度で完了します。実際の体験として10分ほどで完了した事例もあります。つるやゴルフは工場で交換するため4〜6日かかり、輸送日数は含まれていないため注意が必要です。


ゴルフショップでのグリップ交換サービスの様子

グローブのお手入れも忘れずに

グローブも定期的に洗う

グリップに直接触れる手袋も、定期的なお手入れが必要です。

プロは別ですが、一般ゴルファーの場合、手袋を使う度に毎回洗うことをおすすめします。たった1日使うだけで汚れは非常に付いていますし、汗の臭いも気になります。合成皮革のグローブであれば、しっかり洗って汚れと汗の臭いを落として使うことで、気持ちよくゴルフができるでしょう。

グローブを洗う際も、中性洗剤を使って優しく手洗いするのが基本です。洗った後は形を整えて陰干しし、完全に乾燥させてから使用しましょう。

グリップとグローブの相乗効果

グリップとグローブ、両方を清潔に保つことで、最高のグリップ力が得られます。

どちらか一方だけをきれいにしても、もう一方が汚れていては意味がありません。グリップを洗浄し、グローブも清潔に保つことで、滑りにくく、余計な力を入れずにクラブを握れる状態が維持できます。これがスイングの質を高め、スコアアップにつながるのです。


まとめ|グリップメンテナンスで寿命を延ばす

グリップは人間が唯一クラブに触れる部分であり、スイングの質を左右する非常に重要なパーツです。

この記事では、グリップを長持ちさせる正しい洗い方から、ラウンド後の簡単ケア、月1回の本格洗浄、やってはいけないNG行為、そしてグリップ力を回復させるコツまで、寿命を延ばすメンテナンス術を徹底解説しました。基本は中性洗剤とスポンジで優しく洗うこと、そしてラウンド後に濡れタオルと乾いたタオルで拭くことです。

2〜3ヶ月に1回、中性洗剤でグリップを洗うことで手の脂が落ち、グリップ力が戻り、長く使用できるようになります。毎日練習する方は1年に1回の交換が推奨されていますが、定期的な洗浄を行うことで、グリップの寿命を大幅に延ばすことができます。

グリップが硬くてツルツルする、グリップが割れている、指の部分がへこんで形がついているという3つのタイミングが交換時期のサインです。これらの状態になったら、早めに交換しましょう。グリップ選びでは、素材、太さ、重さ、バックライン、デザインの5つの観点から自分に合ったものを選ぶことが大切です。

グリップのメンテナンスは、スコアアップに直結する重要な習慣です。今回紹介した情報を参考に、グリップを清潔に保ち、最高のパフォーマンスを発揮しましょう。

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